- 水谷 純一
そもそも脂肪って何?ダイエットの敵を知ろう!
一口に脂肪といっても、実は種類が様々あります。
1つ1つわかりやすく解説していきます。
脂肪と一言で言っても、皮下脂肪や内臓脂肪など、
いろんな脂肪の名前を耳にします。👂👂
そもそも脂肪とはどんなものなのか、
どのような働きがあるのか、
ダイエットを始める前に知っておきましょう。☝️☝️
・そもそも脂肪とは?
健康面でも美容面でも
「脂肪」という名前が出ていますが、
そもそも脂肪とはなんでしょうか。🤔
お腹のお肉をぐいっと引っ張ると
「これが脂肪」といえますが、
人間の体内に存在する脂肪には、
中性脂肪、脂肪酸、コレステロール、リン脂質の
4種類があります。☝️☝️☝️
この中でもっとも身近な脂肪が中性脂肪で、
豚肉や牛肉などについている
白い脂身もこの中性脂肪です。🐖🐄🐖🐄
この中性脂肪が皮膚の下についたり、
内臓のまわりについたりすると、
皮下脂肪や内臓脂肪などと呼ばれます。🥺🥺
体内に存在する脂肪の9割近くがこの中性脂肪であり、
ダイエットで減らさなければならないのも
この中性脂肪になります。🏋️♀️🧘♀🚴♂️
この中性脂肪は
脂肪酸とグリセリンと呼ばれる物質が結合してできており、
体がエネルギー源を貯蔵するために作ります。💫💫
そのため、
運動などでエネルギーが不足すると
蓄えられていた脂肪が分解・燃焼し、
エネルギー源として使われます。✅✅
このほか、
体内の脂肪成分にコレステロールや
リン脂質があります。☝️
コレステロールは健康面でよく聞く名前ですね。👂👂
あたかも健康にとっては
悪者で体の中にはいらないような感じがしますが、
コレステロールとリン脂質は体の細胞膜を構成したり、
性ホルモンをつくる原料になったりと、
生きていく上で欠かせない成分なのです。🤩🤩✔️✔️
このコレステロールが血液中で過剰になると、
動脈硬化などの病気を引き起こす原因になります。🚑🚨
・体脂肪とは
「体脂肪」とは体内にあるすべての脂肪をさす言葉で、
最近では家庭用体重計で「体脂肪率」として
体内にある体脂肪量を気軽に測る事が
できるようになりました。💡💡
しかし、
この測定方法では体のどの部分に
脂肪がついているかを調べることはできません。😨😨
少し前まではダイエットで
「体脂肪を燃やす」という表現が使われていましたが、
最近は「皮下脂肪」「内臓脂肪」などというように、
脂肪を分類して表現することが多くなりました。😲😲
・中性脂肪とは
中性脂肪は脂肪細胞の中に蓄えられている
エネルギー源であり、
専門的には「トリグリセリド」といいます。♻️♻️
中性脂肪はアルカリ性でも酸性でもなく、
その中間の性質をもっているために
「中性脂肪」と呼ばれています。
✔️血液検査などで「中性脂肪が高い」と言われた場合は、
血液中にこの中性脂肪の量が増えすぎている
という意味であり、
肝臓で中性脂肪が増えすぎた状態を「脂肪肝」といいます。⚠️⚠️⚠️⚠️
・皮下脂肪とは
皮下脂肪はその名の通り
皮膚のすぐ下についている脂肪で、
指でつまんだ時につかめるのが皮下脂肪といえます。
🤌🤌女性は妊娠・出産に備えるために
この皮下脂肪がつきやすく、
女性の美しいボディラインを
形作っているのもこの皮下脂肪なのです。🤰🤱👯♀
・内臓脂肪とは
「内臓脂肪」と聞くと心臓や肝臓など
臓器の中にたまった脂肪をイメージしてしまいますが、
実はそうではありません。🙅♂️🙅♂️🙅♂️
内臓脂肪は一般的に腸を覆っている
「腸間膜」という薄い膜の周りについています。♣️♣️
腸間膜にはもともと脂肪などついていませんが、
食べ過ぎて中性脂肪が使いきれない場合は、
小腸から近いこの腸間膜に内臓脂肪として
蓄えられてしまいます。😵😵😵
このように内臓脂肪はエネルギーが
余った際にたまりやすいのですが、
逆にエネルギーが不足した場合に
使われやすいという特徴もあります。😲😲
最近では内臓脂肪の過剰な蓄積が健康に影響を及ぼす
「メタボリックシンドローム」が注目を集めています。☝️