- 水谷 純一
乾燥肌に効果的な対策法とは? 内と外から肌をしっかり保湿ケア
この時期、この季節、この気温でやっかいな乾燥肌。
ただ塗るだけではダメ!
順序を守って対策できると、誰もが触れたくなるツルツルお肌間違いなし。
はじめに
乾燥肌を改善するには、
肌の表面はもちろん、
肌の内部にも十分な水分を与えることが大切です。✨
さらに肌そのものも、
バリア機能の整った健やかな状態でなければ、
せっかく与えた水分もキープできません。🙅♂️
今回解説した内容を参考に、
効果的に乾燥肌対策をしましょう。🧏♂
乾燥肌を改善したいと考えたとき、
化粧水や美容液によって
外側から潤いを与えるケアに集中的に
取り組む人が多いのではないでしょうか?🤔
しかし、実は内側から水分を与えることも重要で、
さらには与えられた水分を肌内部にキープできるよう、
肌そのものも整えておく必要もあります。😳
今回は、肌を内と外から潤し、
肌そのものを健やかに整える方法について解説します。✔️
・乾燥肌の症状と原因☝️
人間の体は体の約65%を水分が占めており、
このうち約15%は肌に蓄えられています。
肌は3層構造になっていますが、
それぞれの層に十分な水分が蓄えられていることで
良好な状態に保たれているのです。
この時、特に重要な役割を担っているのが
肌の1番外側(角質層)です。🗣
角質層がバリアとなることで、
肌内部からの水分蒸発を防ぐとともに、
細菌や花粉といった外部刺激から
肌を守役割を果たしています。
こうした働きは肌の(バリア昨日)と呼ばれ、
このバリア機能が整っていることで、
肌はみずみずしく潤い、
ハリや弾力のある状態が保たれるのです。
肌を健康な状態に保つには、
バリア機能がしっかり働き、
肌内部に十分な量の水分が蓄えられていることが大切です。👏
ところが、何らかの要因でバリア機能が低下すると、
肌内部に水分を保持することができなくなり、
肌が乾燥してしまいします。😧
こうした状態は「乾燥肌」と呼ばれますが、
肌が乾燥した状態では、
カサカサとした手触りになり、
肌が特に薄い目元や口元はシワっぽくなります。👵
さらに乾燥が進行すると、
白く粉を吹いた状態になり、
ヒリヒリとした感覚やかゆみ、
赤みなどを生じることもあるようです。
・間違ったスキンケア🙅
洗浄力の高いクレンジングや洗顔料を使っていると、
汚れと合わせて肌の潤い維持に必要な
皮脂まで落としてしまい乾燥肌につながることがあります。
また、少量のクレンジング剤で、
肌をこすりつけるように洗ったり、
洗顔後にタオルでゴシゴシ
拭き取ったりすることでも肌に摩擦が生じます。💁♂️
角質層が傷つけられるので、
バリア機能が低下し
乾燥肌になってしまうこともあるようです。💁♂️
・体内の水分量の低下
もともと肌は1ヶ月前後の周期で
古い細胞から新しい細胞へとへと生まれ変わる
「ターンオーバー」という代謝の仕組みを持ちます。
ターンオーバーが正しく行われることで
バリア機能も維持されます。👂
しかし、激しい運動のあとや
夏の猛暑日などたくさん汗をかくと
体内の水分が大量に失われます。
体内の水分が不足した状態では、
血液の粘度が高まり、
血管の中が流れにくくなるため
血行不良が起こりやすくなります。🤢🤢
それにより新陳代謝が悪くなるので、
ターンオーバーが滞り、
バリア機能も崩れやすくなってしまうのです。
その結果、肌の水分は蒸発し、乾燥肌が引き起こされます。
・睡眠不足やストレス🌝
肌のターンオーバーは睡眠不足や、
ストレスによっても滞ります。
睡眠不足やストレスで自律神経が乱れることで、
正常なターンオーバーが行われにくくなり
乾燥肌が引き起こされてしまうのです。
・栄養不足
潤いのある肌を保つには、
肌の主成分となるタンパク質、
肌を健やかに保つビタミンA、
肌の新陳代謝を促すビタミンB2やB6、
肌のいバリア機能を正常に保つ
必須脂肪酸などの栄養素が欠かせません。
✔️食生活の乱れや極端なダイエットなどによって
これらが不足すると、
乾燥肌を招く可能性があります。✔️
・加齢👵
人間の肌は20歳をピークに、
バリア機能に必要な成分の分泌が減少し始めると言われています。
さらに、肌のターンオーバーも加齢とともに乱れがちになり、
肌が乾燥しやすくなってしまうと考えられています。☝️
乾燥肌の対策
乾燥肌は様々な原因によって
引き起こされることがわかりました。😆
こうした乾燥肌の予防、
改善にはまずは日々の正しいスキンケアによって、
肌の外から水分を与えるとともに、
内からも水分補給を補うことが重要です。👆
具体的な対策について解説しますので、
是非実践してみてください!!✊️✊️
対策①
乾燥肌の場合、毎日のスキンケアは
保湿力の高いアイテムで丁寧に行うことが大切です。🌟
洗顔時は、洗顔料をしっかりと泡立てて
肌を擦らずに優しく洗浄してください。🌟
洗顔後、優しく水分を拭き取ったら、
ヒアルロン酸やセラミド、グリセリンなど
保湿剤が配合された化粧水や美容液で肌を保湿しましょう。💁♂️
この時効量や防腐剤、アルコールなどを含まない
低刺激のものがオススメです!
化粧水や美容液で肌に潤いを与えた後は、
仕上げに乳液やクリーム、白色ワセリンなどで
潤いをしっかりキープするのもポイントです!!✔️
対策②
乾燥肌を予防する前には、
こまめな水分摂取も大切です。
ポイントは喉が乾く前に摂取すること。
のどが乾きを覚える頃には、
体はすでに水分不足に陥ってるため、
肌の潤いも失われつつあります。
少量ずつ、こまめに水分摂取しましょう。🥤
なお、コーヒーや紅茶など、
カフェインを含んだ飲み物は利尿作用があり、
かえって体内から水分の排出を促します。
水や麦茶をはじめ、
ビタミンを含むハーブティーやフレッシュジュースなどが
おすすめです!!☕️
また、冷たい飲み物を飲みすぎてしまうと体を冷やし、
新陳代謝を悪くしてしまいます。
常温に戻した状態で飲んだり、
温かい白湯や生姜湯を選んだりするといいでしょう。☕️
対策③
肌の内と外からたっぷり水分を与えても、
肌そのものの状態が悪ければ
潤いをキープすることは出来ません。🙅♂️
肌の健康を保つには、
ターンオーバーの周期が乱れないように、
睡眠不足とストレスを解消することが大切です。
規則正し生活を心がけ、
適度な運動や趣味を楽しむことで、
健やかな体と心を維持しましょう。🧏♂
また、栄養補給によって、
健康や肌つくりを促すことも重要です。
肌の原料となるタンパク質をはじめ、
肌の新陳代謝を促し、
健やかな肌へと導いていく
ビタミン類を積極的に摂りましょう。
タンパク質は肉、魚、大豆など
ビタミン類はニンジンや小松菜などの緑黄色野菜、
ビタミンCはキウイや苺などのフルーツに豊富に含まれます。
さらに、肌の潤いを保つためには、
肌の表面を皮脂でガードすることも大切です。
皮脂のもととなる必須脂肪酸を含む、
亜麻仁油やエゴマ脂など、良質な油を適度に摂りましょう。😳⭐️