• 水谷 純一

腹圧とは?腹圧を高くすることのメリット



トレーニングやダイエットなどで「腹圧」

という言葉を見聞きしたことはないだろうか?

腹圧を高くすると姿勢を安定させることができ、

トレーニングでの無駄を減らす効果などが期待できます!


しかし、自分の意思で腹圧をコントロールするのは難しいと思います。


そこで今回は腹圧に関する基本をご紹介します。




1.そもそも腹圧とは何か?

腹圧とは正式には「腹腔内圧」という名称で、

腹部にかかる圧力のことを指します。


腹部には内臓を収納しておく空洞(腹腔)があり、

ここは、上部の横隔膜、下部の骨盤底筋、脇の腹横筋、

後部の多裂筋によって囲まれています。


そして、横隔膜が下がることにより

腹部全体の筋肉が同時に収縮されることで腹圧を高めることができます。



→腹圧の主な役割

通常、腹圧は脳によって適性になるよう、コントロールされています。

それにより姿勢が正しく維持されたり、排泄が適切に行われたします。


赤ちゃんが筋肉がなくても姿勢を維持できるのは、

腹圧が正常に働いているからだと考えられます。


もし、身体の姿勢が悪かったりする場合は、

腹圧やそのコントロールに何かしらのトラブルが起きている可能性があります。



→体幹との違い

腹圧とよく一緒に使われる言葉で体幹がある。

体幹も腹圧と同様に「身体」を表す言葉ではあるものの、

こちらは腹部や背中、胸と言った胴体全体を指す言葉です。


腹圧は腹腔の圧力のことなので厳密には違うものを指しているが、

日常的には腹圧と体幹は同じような意味で使われることもあります。




2.腹圧が高い状態と低い状態

トレーニングやダイエットでは「腹圧は高いほうがいい」と言われることがある。

しかし、この腹圧を高めるというイメージがつかない人も多いかと思います。


そこで腹圧が高い状態と低い状態についてそれぞれ解説します。



→腹圧が高い状態

「腹圧が高い」というのは、横隔膜が下がることで、骨盤底筋や腹横筋

多裂筋などが収縮して腹腔がパンパンに張っている状態を指します。


普段の生活では主に「息む」ときに腹圧が高くなるのを感じることができる。

トイレで排泄をしたり、重たい荷物を持ったりするときをイメージすれば

腹圧が高い状態がどのようなものか想像できるかと思います。


→腹圧が低い状態

一方「腹圧が低い」というのは、横隔膜が弛緩しており腹腔が緩んでいる状態を指します。

意識して腹圧を下げるのは難しく、

普段の状態であれば息んだときに比べて相対的に腹圧が低いといえるでしょう。


また、姿勢が悪くて脚を組んでしまう、すぐ横になってしまうといった

他のもので体を支えようとしている場合は、一般的に腹圧が低い状態だと考えられます。




3.腹圧を高めることのメリット

トレーニングでは腹圧を高めたほうが良いと言われている。

その理由は幾つか挙げられますが

1つは姿勢の安定によりトレーニングでの無駄が少なくなるから。


すでに説明しているように、腹圧の役割の1つは「姿勢を保つ」ことであり、

腹圧を高めて姿勢を正しくできれば、体に無駄な力が入らなくなり

エネルギーを効率よく使えるようになります。


また、腹圧が高くなれば腹部の引き締め効果や腰痛予防の効果も期待できます。

腹圧が低い状態では内臓が下がってきてお腹がぽっこりと出てしまうし、

背中も曲がってきてくる可能性があります。


しかし、腹圧を高くすることで内臓の位置をもとに戻せることが

想像できるかと思います。


さらに、背筋も伸びるため腰への負担が軽減されて

腰痛を緩和する作用も期待できるでしょう。




まとめると・・・

腹圧は腹腔の圧力のことで、横隔膜が下がることで高まるという。

そして腹圧を高めるとトレーニングやダイエットなどの他、

腰痛を予防できるなど私生活でも役立ちます。


もし、姿勢が悪ければ筋肉を楽させてしまっているかもしれません。

腹圧が低いと感じるようなことがあれば

ドローインや風船トレーニングなどに取り組んでみることをオススメします。


加圧トレーニング×骨盤矯正×ダイエット