- 水谷 純一
(女性版)ダイエットを楽にする方法
要約
女性にとってダイエット時の最大の壁は"生理周期"とも言えます。
ここでは、生理時に起こる身体の変化から諸症状など
細かい部分までをダイエットと結び付け、成功させる術をお伝えします。
はじめに
ダイエットは、女性の中で切ってもきれない関係だと思います。
さらに最近では、ダイエットブームということもあり、
皆さんの意識が高くなってきており注意が必要です。
ダイエットをすることはいいのですが、
少し無茶をする方を多く見ます。
ダイエットには食事・運動などはもちろんですが、
女性ならではの悩みがあるはずです。
それは"生理周期"です。
女性にとって最大の壁とも言えるでしょう。
これを乗り越えられずに失敗してしまう方も多いと思います。
ここでは生理周期とうまく付き合い、ダイエットを成功させる術をお伝えします。
1・ふたつのホルモン
1-1・エストロゲン
1-2・プロゲステロン
2・痩せやすい時期
3・痩せにくい時期
まとめ
1・ふたつのホルモン
1-1・エストロゲン
エストロゲンは、生理周期をつかさどり、
妊娠の準備を整えたり、女性らしい身体を作ったり、
代謝をよくするなどの役割を持っています。
排卵期(生理終了から約1週間後)を過ぎたあたりから、
徐々に量が減少していくと言われています。
1-2・プロゲステロン
プロゲステロンは、排卵期から生理前までに多く出され、
妊娠に備えて、栄養や水分を体内に備蓄する役割があります。
生理前や生理中のむくみの原因になると言われているホルモンです。
2・痩せやすい時期
痩せやすい時期は生理後になります。
生理後は今まで溜まっていたイライラ・ストレスなどが消えていき、
それまで暴飲暴食になっていた時期から一変し、
自制心を保ちセルフコントロールできるようになります。
またこの時期は女性自身も自信に満ち溢れているため、
洋服などの露出も多くなる時期とも言われています。
心当たりはありませんか?
3・痩せにくい時期
痩せにくい時期は生理前と言われています。
この時期は男性には分からない女性特有のだるみがあったり、
倦怠感・イライラ・ストレスが最も溜まりやすい時期になります。
この時期にはあまり無理せずに運動をしましょう。
食事の面でも我慢しすぎて
悪玉物質コルチゾール溜め込んでしまうと、
腸内環境悪くして余計に太りやくなり、
炎症で顔が荒れていくので気をつけてください。
生理中
生理中最も気をつけなくていけないのは
生理痛と頭痛への対処法です。
生理痛に効くのは1日3〜5杯の緑茶を飲んで下さい。
弱い痛みの方であれば50%。
強いの痛みの方であれば60%痛みを軽減することができます。
頭痛を伴われている方は、
マグネシウムを摂るようにしてください。
食品からは、ほうれん草がおすすめです。
また、マグネシウムはサプリでも比較的安全に取れるものでもありますので、
食事で補えない方ははサプリで補うようにしましょう。
またマグネシウムは睡眠の質もあげてくれるので、
生理からの睡眠障害への対策にもつながってくるので、
食事を意識していきましょう。
この時期は水分や栄養素が溜め込みやすくなる時期でもあるので、
体重が2 kg ほど増えてしまう方もおられるので、
体重は気にせずに食事量だけに気を使い、
ゼロカロリーのものを食べるなどの工夫をしていき、
ダイエットをうまく成功させてください。
おわりに
いかがでしたか?
生理とダイエットの関係性を感じていただきうまく活用してください。
特に水分栄養素を取り込みやすい、
生理中、生理前は血行が悪くなるので
便秘になりがちです。
しっかり水分補給と食物繊維を意識した
野菜・きのこ類なども食べるといいと思います。
食物繊維などの野菜を多く食べると、
腸内環境も良くなるので、
プロエストロゲンが優位になっている
生理前・生理中の時期でも
お肌を綺麗に保つことができます。
ダイエットの目的は綺麗になることだと思うので、
痩せることばかりにとらわれず
最終目標の綺麗になるという事を忘れずに
いろんな視点からダイエットを考えてみてください。