メリットとデメリットを比較しよう
1日1食ダイエットが話題となりましたね。様々なメリットが取り上げられていますが、何かに優れているということは、別の何かにとっては悪影響。という場合もあります。今回は1日1食ダイエットのメリットとデメリットを見ていきましょう。
現代人は1日に3食も必要ない、なんなら1食の方が健康にも良い
そのようなことが昨今話題になっていますが、この考えがダイエットにも影響しています。
それが1日1食ダイエット。
このやり方にはメリットもありますが、同様にデメリットもあるということをお伝えします。
まずはメリットについて。
・摂取カロリーが減ることで、短期間での減量が可能
・摂取する水分量が減り、浮腫みにくくなる
・空腹時間が長くなることで、集中力が向上する
・食費を抑えられる
・消化器官への負担が減少する
デメリットについて。
・栄養不足/筋肉量の減少
1日1食となると必要な栄養素を摂取することが難しくなります。
また、ダイエット中に欠かせない栄養素がタンパク質。タンパク質を1食で摂取しきるのは、かなり厳しくなります。
筋肉量が減れば痩せにくくなる、他の栄養素が欠ければ免疫が落ちて病気になりやすくなりますよね。
・脂肪がたまりやすい
今までの食事量から一気に減らしてしまうと、脳が飢餓状態と勘違いしてしまい、緊急的に糖・脂肪を蓄えようとしてしまいます。
・リバウンド確率が高くなる
極端な食事制限は体を元の状態に戻す働きが機能するので、せっかくの減量が水の泡になります。
・便秘になるやすい
1日1食ということは、食事から摂れる多くの水分量も損なわれるという事になります。
その結果、便が固くなり、便秘傾向になってしまいます。
1日1食ダイエットのメリットは確かに存在しますが、デメリットと比較したときに、どちらを取るのか悩ましいものです。
ぜひ、ご自分の求めるものと上記のメリットデメリットを照らし合わせ、より良いと思うものを実行してくださいね。
記事監修:斉藤夕香
エムズトレーニングジムの女性トレーナー
ボディメイク、主にダイエットを得意としている。
エビデンス(根拠)を重視したトレーニングで会員様のダイエット成果を高めることを目標としている。